創立 70周年を迎えて

ここに、草加市スキー連盟が70周年を迎えた事に先輩諸氏、関係各位、会員の皆様に御礼申し上げます。

本連盟が長い歴史を刻む中で過去の10年は大きな変化と低迷の期間がありました。

特筆すべき新型コロナウイルス感染症の影響及びそれに伴う社会環境の変化により、3年間に渡り計画された行事が実施することが出来なかった事は大きな痛手となりました。

スキー連盟に限らず社会全体が未曽有の困難に直面する中で数多の変化をしながら活動をしてまいりました。

そして、2023年には市民スキー教室を再開出来る様になり、久しぶりの活動中に見る、参加者、特に子供達の笑顔は私達にとっても大きな喜びであり、本来のあるべき姿が見えた気がします。

今日、70周年を迎えるにあたり、過去を振り返りつつ大きな社会環境の変化に対応し、スキーの楽しさを共有する場を提供出来る組織運営を願っております。

最後に、益々のご支援、ご鞭撻をお願いしご挨拶と致します。

草加市スキー連盟

会長 山口 守

草加市スキー連盟の皆様、創立70周年おめでとうございます。

ある日、女房より“お父さん草加市でスキーバスを使ってスキー教室をしているみたい。 いつも友達の家に集合して行くより、楽じゃない。 こっちに参加したら広報誌に載ってるよ”

 それからスキー連盟との付き合いが始まりました。 それまで地元に知り合いが、ほとんどなかった私にスキーに参加する度に友達が増え草加の歴史等もスキー仲間より教わりました。

 冬に逢うだけの友達から一年中逢う友となって行きました。 スキーを通じて人間関係が深くなり、また草加そのものを愛する自分がいます。

 自分を大切にするのはもちろん、趣味を通しての人と人との結びつきも楽しいものです。 自分の住んでいる街を愛することが、社会を楽しくする事と思います。

 是非地元の友を少しでも誘いスキーを自然を楽しむ様にして下さい。

 今後とも連盟の発展と会員の皆様のご健康をお祈り申し上げます。

草加市スキー連盟

元副会長 筒井 基安

私が昭和29年高校を卒業して就職した地が草加町でした。

雪無し県でスキーは諦めていた時、草加では、初代会長山口氏、藤井会長、高梨一郎氏、石島宏氏の諸氏が連盟を立ち上げた時期でした。

私も青森県大鰐スキー場がある中学校の出とゆう事で弘前工業高校のスキー部に入部させられ、競技大会に出場しました。

 初めて誘われて連盟のスキーに参加した湯沢スキー場のツアーで、湯沢高原スキー場から帰りコースのカーブ毎に雪だまりに入る人、木に接触する人が多数出て、下山した時には日が落ちた夕食時でした。 その連盟の初期から参加できたことが夢のようです。

会員数の増加から、連盟の登録がクラブ単位となった。 スキーブームには、北は北海道ニセコスキー場から山形県月山、蔵王、福島は猪苗代、新潟県は湯沢、石打、苗場スキー場、長野は、菅平、戸隠等、多数のスキー場をと楽しい思い出です。

 連盟には優秀な指導者。 スタッフが揃っています。 スキーの技術の向上と共に、スキー愛好者には生涯スポーツとしての楽しさを教えて下さい。

 この度の70周年という節目を契機として皆様が結束を固められ、連盟が更に大きく発展されますことをお祈り申し上げます。

草加市スキー連盟

元副会長 三国 一信